そもそもホワイトニングとは？
歯を削らずに白くする、それがホワイトニングです。
歯の表面に薬剤を塗布し、歯の黄ばみ色素を分解して歯を白くします。義歯ではなく、元々の歯を白くするので、仕上がりも自然です。
「歯に薬剤」と聞くと、不安に思う患者様も多いですが、安心してください。歯を傷つけたり、軟化させたりすることはありません。多くの研究機関や大学で行われている研究で、ホワイトニングの安全性は確認されています。
歯が白く綺麗なだけで、透明感や若さ、そして知性を相手に印象づけることができます。歯の汚れが気になってきた方は当院にご相談ください。
ホワイトニングには、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがあります。当院では自宅で簡単にできるホームホワイトニングをメインに行っています。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯科医院で作ったマウスピースに専用の薬剤を塗って、自宅で行うホワイトニングのことです。1週間～2週間で効果を実感できますし、半年から1年間は白さが持続します。そのため歯科医院に中々通えないサラリーマンやOLに人気です。ただ、「白さ」ばかり意識が向くと、ほんの少しの黄ばみさえも気になってしまいます。やり過ぎには注意してください。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。高濃度の薬液やレーザーなどを当てて歯を白くしていきます。短期間で白くなるというメリットがありますが、痛みやしみるといったデメリットもあります。
治療の流れ
1コンサルテーション（患者様の希望や意向をヒアリング。その内容を元に治療について詳しく説明します）。
2歯石除去・PMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）
3トレー（患者様専用のマウスピース）を製作するために型をとります
4自宅でのトレーと薬剤を使用してのホワイトニング（1週間から2週間で効果を実感）
インレー＆クラウンとは？
むし歯の治療は削って終わりではありません。削った部分に詰め物（インレー）や被せ物（クラウン）を施して再発防止に努めます。インレーは、軽いむし歯の治療に使われ、クラウンはインレーで補いきれない場合に用いられます。
それぞれにいくつか種類があり、メリット・デメリットがあります。当院では患者様の歯の状態や環境に合わせて、最善のものを提案させて頂いています。疑問点や不明点があれば、お気軽にご相談ください。
コンポジットレジン
コンポジットレジンという歯科用のプラスチックのような詰め物です。むし歯だけではなく、欠損した歯の補修にも使われます。すきっ歯の隙間を埋めたり、金属部分をレジンに置き換えたりするなど、金属アレルギー対策や審美的な改善でも使用されます。利便性の高い詰め物です。
硬質レジン前装冠
金属のフレームに白いプラスチックをコーティングした被せ物。裏側は金属ですが、前面は周辺の歯に馴染むような色合いの硬いプラスチックになっています。前歯のむし歯や欠損で用いられます。噛むなどの機能的な支障はありませんが、経年的に変色・擦り減り、歯肉が黒ずんで見える可能性もあります。
パラジウム合金
12％金銀パラジウム合金を使って作られます。保険適応の金属としては、「ニッケルクロム合金」、「金銀パラジウム合金」、「銀合金」などがあります。金属なので強度はありますが、審美性は低くなります。
オールセラミッククラウン
最も天然歯に近い被せ物です。陶器と同じ材質・セラミックのみで作られています。金属を一切使用していないので、審美的にも、健康的にも優れています。“汚れない”、“変色しない”、“金属アレルギーの心配がない”と、メリットの多い最も審美性に優れた材料です。
メタルセラミック
外側にセラミック、内側に金属を使った人工歯です。金属の強度とセラミックの審美性を兼ね揃えています。オールセラミックに比べると透明感は劣りますが、審美性の高い自然な色合いに仕上がります。
オールジルコニア
内側から外側まで全て「人工ダイヤモンド」とも呼ばれるジルコニアで作られた物です。パール（真珠）のような美しい色調で、強度が高いことが特徴です。オールセラミックスに比べると、透明感に劣るため、前歯よりも奥歯に適しています。
