2013.02.09更新

再治療
20年以上前に治療された上顎右側第一大臼歯の再治療を行うことになりました。
被せてある冠と歯の境目が露出して段差が大きい為に磨き残しの原因になっています。
また根管治療を再度行う必要もあります。
現在装着してある、冠、土台を除去して根管治療を予定しています。
根管治療が終了した後は、土台をたてなおし、冠を新しく作製して装着します。

 
     口蓋側画像            頬側画像


   初診時X線画像

冠を除去すると隣の第二大臼歯の隣接面(近心側)にカリエスが認められました。

 第二大臼歯近心カリエス

X線画像では、あまりはっきりと写っていませんでしたが、隣の冠を除去したことにより比較的初期の段階でカリエスを発見できました。次回、感染歯質を除去して、コンポジットレジンを充填し1回で治療は完了する予定です。

 
   除去前の画像           仮歯装着時の画像
冠を除去する前に簡単な型取りをして、除去後にその型を利用して仮の歯を口腔内で作製します。
根管治療を行っている期間、そして最終的な冠が装着される迄は、この仮歯を使用していただきます。



by 小林デンタルオフィス 池袋本町 北池袋 歯科

投稿者: 小林デンタルオフィス